PLANT RESOURCE LABORATORY
熊本県立大学環境共生学部環境資源学科 松添研究室のHPにようこそ!
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最終更新日: 2024年3月26日
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2023.12.16 2023年度日本生物環境工学会九州支部会(北九州大会)
博士後期課程2年 山﨑 陽さん ベストポスター賞受賞!!
学会より賞状を頂きました。
【発表内容】
珪鉄施用が飼料イネ水田の窒素動態に与える影響
○山﨑陽,松添直隆
詳細については、下記をご覧下さい。
https://env.pu-kumamoto.ac.jp/news/post-1044/
2023.11.22 松添教授らの研究「栗ロボ」がNHKのニュースで紹介されました!!
11月14日のNHK長崎、15日のNHK九州沖縄のニュースで、長崎県立島原農業高等高校で行われた松添教授の特別講義の様子が紹介されました。
映像では講義の様子や、実際に栗ロボが地面に落ちた栗を収穫するところが紹介されました。
関連記事・映像は、以下をご覧下さい。
2023.11.22 以下学会誌に松添教授の投稿が掲載されました!!
投稿内容は、以下をご覧下さい。
特集 持続可能な農業の実現に向けて-中山間地域で求められるスマート農業技術-
中山間地域におけるスマート農業を活用した有機農業
特集 2022年度棚田学会大会シンポジウム 棚田地域で展開されるスマート農業とそれがもたらす未来
中山間地域におけるスマート農業技術の可能性
パネルディスカッション 棚田地域で展開されるスマート農業とそれがもたらす未来
論説 「おいしさ」とは単に味や食材だけではない
2023.10.4 栗ロボ・水田ロボ・山都町でのスマ農の研究が
ノードソンの専門家インタビューサイトに公開されました!!
ノードソンの専門家インタビューサイトに、松添教授のインタビューが公開されました。
インタビューサイトは、以下をご覧下さい。
2023.8.25 実証研究を進めている栗の収穫・運搬ロボットで特許を取得しました!!
農林水産省「スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」(令和4年度~6年度)において、松添教授が研究代表者となり、研究課題「栗園における労働軽減のための収穫・運搬ロボットの開発」を熊本高等専門学校、県内企業や生産団体等との共同で実施しています。
今回、栗の収穫部について、熊本高等専門学校・㈱末松電子製作所と共同で、特許を取得しました。
詳細については、以下をご覧下さい。
2023.4.23 研究を進めてきた「水田内で活躍する球体除草ロボット」が
「戦略的スマート農業技術の開発・改良」に採択されました!!
松添教授は、水田内で活躍する除草ロボットの開発・研究を進めおり、今回、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センターの「戦略的スマート農業技術の開発・改良」に採択されました。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/index.html
研究課題は、棚田・小水田の除草労働を省力化する球体ロボットの開発。松添教授が研究代表者となり、熊本高等専門学校、津山工業高等専門学校、県内外企業、生産団体等と共同で3年間、実施します。
【研究の背景】
中山間地域は,日本の総土地面積の約7割を占めており,全国の耕地面積の約4割,総農家数の約4割を占める等、農業、農村の発展に重要な役割を果たしています。水資源に恵まれいる中山間地域では、良質米や有機栽培・特別栽培米の生産が盛んに行われています。しかし、夏の炎天下に行う除草作業は労働時間の23%を占めるうえに健康面からも大きな課題となっています。これらの課題を解決する新たな除草方法として、自律型小型球体除草ロボットの開発を行います。これにより、高齢化や人手不足の解消、新規就農者の参入並びにスマート農業の加速化が期待されます。農林水産省は、ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業を推進しています。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/
【研究の目標】
棚田・小面積水田の除草労働を省力化するための、小型球体除草ロボットの実用機の開発
開発するロボットの特徴は以下の通りです。
○軽量・小型のため、運搬・搬入が簡単:見込み(重さ約5kg以下、直径25cm程度)
○自律型ロボットのため、手取り除草作業時間はほぼゼロ
○作業能力(約2㌃/時間)、稼働時間(約6時間)、充電時間(約3時間):見込み
○水田の周囲(畔)にビーコン(位置特定技術)を設置することで水田内を均一に走行
○バッテリーの電圧低下を検知すると自動帰還を行い、緊急停止時にはアラート信号(停止場所)を発信
【研究期間/予算】
〇令和5年度~7年度/1.3億円程度(予定)
【研究組織】
〇研究代表者:松添直隆教授(環境共生学科環境資源学専攻植物資源学研究室)
〇研究分担機関:熊本高等専門学校、津山工業高等専門学校、鹿児島大学、佐賀大学、㈱末松電子製作所、IKOMAロボテック株式会社、(公財)地方経済総合研究所
〇協力機関(普及・実用化支援機関):山都竹琉(生産者団体)、熊本県農林水産部、山都町役場、山江村役場
【参考】
○スマート農業:ロボット・AI・IoT等の先端技術を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を実現する新たな農業のことです。
図1 水田内で活躍する
小型球体除草ロボット(試作機)
図2 ビーコンを使った水田内の球体除草ロボットの制御
ビーコン:Bluetoothの信号を使った技術や端末のこと
2023.3.14. 松添教授らが「サステナアワード2022伝えたい日本の"サステナブル"」で優秀賞を受賞しました!!
松添教授が代表者として山都町で実施した「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」及び「スマート農業加速化実証プロジェクト」が、「サステナアワード2022伝えたい日本の"サステナブル"」で優秀賞を受賞しました。
本受賞について、松添教授は、「ドローン等のスマート農業技術を中山間地域に導入することで持続可能な農業生産を広めていきたい。また、中山間地域の豊かな自然と人が作りだす恵を次の時代に伝えたいとの思いで応募しました」と話をされました。
サステナアワード2022では、食と農林水産業に関わる持続可能な生産・サービス・商品を扱う地域・生産者・事業者の取組動画を募集しました(主催:あふの環2030プロジェクト(農林水産省、消費者庁、環境省)、共催:一般財団法人AgVenture Lab)。今年度は79作品の応募があり、有識者による審査を経て、農林水産大臣賞、環境大臣賞、消費者庁長官賞をはじめとする各賞が決定しました。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/sa2022.html
*「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」は、2030年のSDGs達成を目指し、今だけでなく次の世代も豊かに暮らせる未来を創るべく立ち上げられたプロジェクトです。あふとは、Agriculture, Forestry and Fisheries and Foodの頭文字をとったもの。食と農林水産業。古語では、会ふ(出会う)、和ふ(混ぜ合わせる)、餐ふ(食事のもてなしをする)と、いった意味があります。
【表彰対象の事業概要】
〇実証課題名:スマート農業を導入した国際水準の有機農業の実践による中山間地域と棚田の活性化
モデルの構築(2020年度~2021年度)
〇実施概要:実証地の山都町は古くから有機農業の里として知られており、本県の環境保全型農業を牽引しています。しかし、起伏に富んだ地形の棚田が多く、棚田の維持・管理には作業管理(鳥獣害・水管理・除草)の労働が大きく、利益が上がりません。そこで、本事業では、山都町において、生産者・大学・高専・企業・行政等の連携により、スマート農業や新しい農業サービスを活用した有機農業を展開することを目的としました。
〇コンソーシアム名:山都町中山間地域スマート農業実証コンソーシアム
〇代表機関:熊本県立大学
〇実証代表者:松添直隆(環境共生学部)
〇構成員:鹿児島大学、熊本高等専門学校、山都町役場、熊本県農業研究センター、(公財)地方経済総合研究所、エネルギープロダクト㈱、㈱ファーム・アライアンス・マネジメント、㈱ソフトビル、クボタアグリサービス㈱熊本営業所、(同)ゴダイベスト、㈱ぶらんこ、㈱ジャパン バイオ ファーム、上益城農業協同組合、㈱山都でしか、稲葉農園、竹ノ原農園、なかはた農園、マルハチファーム、ヤスキファーム、田上農園。
*実証内容については、以下をご覧下さい。
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/kanren/R2seika/R2_2-46_s.pdf
表彰式の様子
2022.12.17 2022年度公益財団法人日本造園学会九州支部大会
口頭発表優秀賞受賞!!
「棲霞園の療養施設としての利用」
吉田健・松添直隆・藤吉卓也・永松義博・永松マユミ
2022.9.6-9. 2022年度日本生物環境工学会福岡大会
ポスター賞優秀賞受賞!!
「青枯病菌の表現型変異によるトマトの病害防御関連遺伝子の発現誘導」
中原浩貴・森太郎・松崎弘美・近藤謙介・松添直隆
卒業生(共同研究者)が受賞しました!
2021.12.17-18 2021年度日本生物環境工学会九州支部会(Web)
ベストポスター賞受賞!!
「青枯病菌の表現型変異に及ぼす鉄化合物とクエン酸添加の影響」
○佐藤玲菜,中原浩貴,森 太郎,近藤謙介,松添直隆
学会より賞状を頂きました。